天から降ってくるチャンスをつかむ秘訣

東京都
I様からの
体験談

リンデンバウム
Nozomi様

お世話になっております。
4月にセッションを受けさせていただいたIです。この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
以下、長文になりますので、お時間のございます時にお読みいただければ幸いです。

今回は2年ぶり2回目のセッションで、社会人2年目になり、1年間会社組織の一員として過ごす中ででてきた悩み、課題に対してアドバイスがいただけないかと思いセッションを申込みました。

年上に囲まれながらも新卒の自分が指示を出して彼らを動かさなければいけない中で(実質的な立場は私の方が上になっている状況です)、
中年過ぎても自分の頭で考え判断することができない人たち、改善活動をしようにも相手にしてもらえない、解決不可能な愚痴や不満を延々と聞かなければならない等、自分のメンタルが削られて消耗することが増えていき、仕事へのモチベーションが維持できなくなってしまっていました。

自分が間違っているのだろうか?仕事や他人に対して期待しすぎてしまったのだろうか?とそれまでの自分に対して自身が持てなくなり、
かと言って下手に人に相談して、解決にも慰めにもならない言葉をかけられたら本当に心が折れてしまう…という状態でしたので、思い切ってセッションを申し込ませていただきました。

結論から言うと、「見下しが足りない」が今回の一貫したテーマでした。

セレスタイトの石

セッションの初めに降ろしていただいたセレスタイトのメッセージは「魂の青写真を歩んでいる。今は必要なことを順調に学んでいる。」というもので、とても驚きました。
魂の視点では、自分は今つまづいているのではなく、むしろ順調らしいと。笑

詳細に話していく中で、今の私にとって大切な考え方やアドバイスをたくさんいただきました。

  • そもそもビジネスの場で能力を発揮していける人や働くことを楽しめる人はそれほど多くなく、「私とあなたは平等ですよ」は建前として必要だが本当に“同等”になる必要はない。
  • 愚痴や不満に対して共感するフリは必要だが、心の底から理解しようとするとしんどくなりやすい(低い波動に合わせるから)。聞き流し、話の切り上げを習得すべし。
  • 年上でも、社会的地位のある人でも、能力や人間性が優れているとは限らない。そういう人との関わりでは表面だけ合わせて上手くかわすことが大切。
  • 「犬や猫に対して、何で私の言うことを分かってくれないのとは言わないでしょう?」「見下すメリットは相手に対して慈悲が持てること」というお言葉には思わず笑ってしまいました。

加えて、消耗したエネルギーの取り戻し方も教えていただきました。
普段人と接触する機会が多い分、オフはなるべくリラックスして過ごすこと、意識してみようと思います。音響免疫チェアもおすすめしていただきました。
最近は早朝出勤前にカフェに行って自分だけの時間を取り、好きな分野の勉強やジャーナリングすることで日々のコンディションを整えています。

それから、少し別の話題にはなりますが、30歳を目標に独立しようと考えているとお伝えしたときの
「現実の問題に対処しつつ、自分の感性や直感も磨いておいて」
「コツコツ積み上げても波が来たら崩されちゃうけど、ふわっと軽い状態なら波に乗れるから」
というアドバイスが印象に残っています。

自分のスキルを伸ばしたり、経験値をためていこうという意識はありましたが、コンディション(波動)を良い状態に保っておくという視点は欠けていました。

確かに、突然降ってくる一瞬のチャンスをつかむには、高感度のアンテナと流れに乗れる軽やかさが大事だなあと。(そして周囲を納得させるロジックも…)
次のステップアップに備える意味でも、今ここでの学びを大切にしようと思います。

オプションのホロスコープ解析もありがとうございます。
今回のセッションを受ける1つのきっかけになったのが、いつかお願いしたいなあと思っていたホロスコープ解析のオプションが終了することでした。
読ませていただくと、書かれていることがセッションの内容そのもので…本当に魂のカリキュラム通りに事が進んでいるのだなと、してやられた気分になりました。笑
ホロスコープ解析を見返すことで、いつでも今回のセッションが復習できそうです。

2年前1回目のセッションでは「視野を広く持ちましょう」というメッセージのもと、今までのネガティブなパターンから卒業していく、子どもから大人になるが大きなテーマでした。
それが今回、「今のところ大丈夫」と励ましをもらうことができ、少しほっとしています。

セッション前はかなり思い詰めていたはずのに、ユーモアあふれるお話しでずっと笑わせていただいて、終了後はとても前向きな気持ちになりました!
改めまして、今回はセッションを受けさせていただきありがとうございました。

長文失礼いたしました。

Nozomiより

I様、素敵な体験談をありがとうございます。
I様の体験談は「今この世界に生きるヒント」がちりばめられていると感じました。

この世界は、二元性の世界です。
ですから、本音と建前が必要です。

私たちは平等です。魂の視点から見ると。
しかし、この三次元の世界、物質界の法則からすると不平等こそが自然です。ヒエラルキーがあってこそここの世界は安定します。

仕方ない面もあるのですが、大人たちは「みんな対等で平等だ」と子どもたちに教えます。子どもたちは純粋にそんな大人の言葉を吸収し、本気で自分は対等に扱われ尊重されるべき存在だと思い込みます。

いえ、正しいのですよ。
魂としてみるなら、対等で平等。それは間違いありません。

しかし、物質世界という側面から見ると、私たちは常に上か下か――陰か陽か、相対的にポジションを取らざるを得ません。10歳の子どもと30歳の大人と90歳の高齢者に対して「人として対等でなんだから平等に一人50キロの荷物を持て」と同じことをやらせるのは不自然です。

この世界である程度の安定を欲するなら、ヒエラルキーは必要です。
ゆえに、精神性の発達した人間こそが社会で出世し、上に立つことが望ましくあります。そのために必要なのが、コミュニケーション能力。I様はコミュ力のある方なので、この点で安心です。

地位も権力も財力もない人間が
「自分を対等に扱ってほしい」
「もっと認めてほしい」
「尊重されたい」
こう訴えても、なかなか上手くいきません。

地位も権力も財力もある社会に適応した人間が
「この組織ではみんなが対等であるように個人を尊重しましょう」
という態度(お手本)を示してはじめて、集団の中にワンランク上の調和が生まれます。

組織で存在感(プレゼンス)のない人間が愛のある素敵な提案をしても、悲しいけれど聞いてもらえません。
ゆえに精神性が発達している人間こそ、権力を軽視せず組織でリーダーになる必要があります。コミュニケーション能力を磨いて周囲からの信頼を得て、組織を導く必要があります。

それには、「正しい上から目線」が必要です。

おっしゃる通り、猫や犬に「3日後の土曜日には帰省するから、ケージに入って移動するからね」と話して聞かせたところで理解してもらえません。3日後にケージに入れようとしたら大騒ぎで嫌がられます。「大丈夫、病院じゃないよ」と説明しても大抵の場合通じません。

幼稚園児に「炭素結合の単結合、二重結合、三重結合の違いを説明しなさい」と求めるでしょうか。大抵の大人はそんなことを幼稚園児に求めません。ひらがなドリルができた時点で「すごいね、えらいね、じょうずだね」です。

目の見えない人に、「ちゃんと目を見開いてみてください、見ればどちらが青でどちらが赤か、一目ですぐわかるでしょう」とは言いません。そんなことを言う人がいたら、単純に意地が悪いです。

人間には、能力の限界があります。
自分にだって、能力の限界があります。
いくら人生経験が豊かな年上の人だって、若輩の人間に劣るところはあります。

そこを冷静に見極めず、「相手をちゃんと尊重して」自分と同じレベルのことを求めるのは良くありません。「私にだってできたんだから、あなたにもできるはず」は、お互いにストレスフルな関係を生み出す結果になりかねません。

世の中には、暇さえあれば愚痴を言い不満を並べ立て、できない言い訳をすらすらと述べる人がいます。いわゆる陰キャですね。
そのような人に「ネガティブなことを言うと、成長できないですよ」と善意から伝えるのは、得策とはいいがたい対応となります。多くの場合、こちらが消耗する結果に終わります。

そのような波動の低い人に対して、自分と対等であると考えるのは、適切ではない場合があります。
「ああ、この人は成長したくないのだな。そういうネガティブな人生を望んでいらっしゃるのだな」と理解し、幼稚園児に難しいことを求めないのと同様、適切な対応を取る必要があります。

当然の結果として不幸になる相手を「不幸になりたいのだな」と見守るのです。
そういう人にできることは、「お導きがありますように。光が届きますように」と祈ることくらいです。

そういった態度が、相手を尊重することにつながります。
そう、人間には不幸に生きる自由もあるのです。魂を成長させない自由もあるのです。今世で気づかない自由もあるのです。

もちろん、そのような方々に手助けできることがあれば手助けすることも大切です。しかし、それは自然な形で行われるものです。努力してどうやったら伝わるのかを考えた上で何度も相手に忠告しても、たいていは徒労に終わります。

それよりも、自分の内側のコンディションを整え、相手がネガティブで愚痴っていても自分の波動の状態を落とさないことのほうが重要と言えます。この世界を良い波動で満たすことが、第一の使命と考えても良いくらいです。

日常生活でイライラすることモヤモヤすることは当たり前に訪れます。その時に、目の前の人や周りの人にさりげなく視点を置いて「あなたが幸せでありますように」と心の中でつぶやきます。そうすると、自分の心がすっと浄化されるのがわかります。

大切なのは、相手がどうかではなく、自分の心の状態が良いかどうかです。
なぜなら、私たちは自分自身の宇宙を刻一刻と創造しているから。
どんな宇宙を作りだすか責任を負っているから。

この修行のために、自分で自分の機嫌を取る練習のために、ありとあらゆる人間関係はもたらされると言っても過言ではありません。
I様は素晴らしく今の環境で魂の成長の機会を与えられていると、私は感じます。人と関わることを避けて自分の殻に閉じこもる内向的な人には決して訪れない、素晴らしい成長の機会です。

人と関わること。
社会と関わること。
これこそが、この世界にいる意義と言えます。

もちろん、セッションでのメッセージや今私が書いているようなことを実生活で赤裸々にアウトプットするのは危険です。それこそ「ウエメセのパワハラ」と思われてしまうことでしょう。
こういうことは、心の中でひそかに行うことです。人に話す必要はありません。

一つ気をつけねばならないのは、この「上から目線」には必ず慈悲がセットでなければならない点です。ただの上から目線だと単なる見下しや優越感になってしまい、却って自分の波動を落とすことにつながります。成長どころか退化します。

「弟子の足を洗うキリスト」 ティントレット 1548年–1549年 プラド美術館所蔵

キリストは自らの手で弟子の足を洗いました。
自分より明らかに愚かで波動の低い人間の汚い足を、精神的に発達した愛ある存在がわざわざひざまずいて手ずから洗いました。

私たちに必要なのは、この精神です。
私たちはこの地球に奉仕するためにやってきました。
ですから、一般の地球人と同じことをやっていても意味がありません。

慈悲を持って、自分のすべきことを行うのです。
それが私たちが今ここに存在する意義であります。

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