京都府
K様からの
体験談
Nozomi様
ご無沙汰しております。
7月にセッションをして頂いたKです。
長文になりますが、伝えたいことがありすぎたので失礼します!
2年ぶり2回目のセッションで、今回は組織から独立するため、いよいよ自分の足で歩いていくときの自分のマネジメント(リーダーシップ)の取り方についてお聞きしました。
30歳で大組織の管理職になり、年齢が上の方ばかりが下にいる中でのマネジメントという経験を経て、30代半ばで独立、しかも見た目がかなり童顔ということで、どんな振る舞いが良いのか…(舐められたくない!!)と、見られる自分のイメージを自分の中で落とし込めずに、戸惑っていました。
あれから9ヶ月経ち、無事に独立することができ、本拠地も今まで住んだことのないところに移り、色んなことがとんとん拍子で不思議ではありましたが、なんとなく信じていた道をしっかり歩けている感覚です。 セッションでは、とっても陽気な、あたたかくて、楽しい会話ができたことを覚えています。
ただ、陽気な会話の中にもガツンと衝撃を受けるフレーズが多く…(笑)
私がピリピリすると周りが不安になるので、私のリーダーシップの取り方はソフトで優しい感じでいいと…(ただしその裏に確固たる実績は必要) 、クリーンで女性的なイメージがいい、と。
目からウロコすぎて、それを理解するまで時間がかかっています(笑)
セッション後、とりあえず実践。よく分からなくも(正直不安に思いつつ…笑)、柔らかいリーダーを意識しながら仕事をしてみたら、なんと不思議。今まで必要だと思っていた人が、どんどん離れるきっかけを作っていって、最小限、必要な人だけが残っていきました。
独立するから小さくやりたい…そう考えてたことを思い出せましたし、残った人には、チームの中で私がピリピリすると一番不安になると言われるし、しかも、ずっとアドバイスをしてくれる信頼できる人には、『組織には損失を作ることで、うまく回ることもある…最小限の損失をどう上手く作るか、それが他人なのか自分なのか、お金なのかなんなのか、それを敢えて作ることもリーダーの仕事だ』と、急にアドバイスをもらい、これまで見てきた書籍やリンデンバウムのブログとのシンクロが起こるんです!
流れに乗るってこういうことなのか…?と思っています。
今はまだまだスタートしたばかりで、課題は山積ですし、セッションでもらった謎解きは進行中ですが、9ヶ月という時間を経て、一番良い形で新しいスタートが切れています。 とっても良いタイミングでご縁ができたと思っています。
リンデンバウムも変化している様子を見て、寂しい部分もありますが、きっとこれからの流れが小回りなのかな…と思い、ますますの進化を楽しみに応援しております!
この度は本当にありがとうございました!!
Nozomiより
素敵な体験談を頂きありがとうございます。
セッションのメッセージを生かすも殺すも、お客様次第。K様はさっそく実行に移してらっしゃる。だからこそ、いい流れをつかまれて成長の道を歩んでおられるのでしょうね。
しかも、事情が分からぬ読み手の方への配慮も素晴らしい。自分の状況を要点をまとめて説明し、その後に主旨を書く。この文の流れだけ見ても、仕事のできる優秀な人(相手の立場を考えた上で表現できる人)であるということが伝わってきます。
お言葉の通り、世の中の目まぐるしい変化に対応するべく、リンデンバウムの形もアップデートしつつあります。今回の体験談も、それを象徴するような仕掛けをしました。
具体的には、体験談の一部を文意をできるだけ変えないまま、あまり刺さらない表現に直しました。
「なぜ? できるだけ多くの人に刺さったほうが良いのでは?」
こんな風に思われたかもしれません。
しかし、刺さらないほうが望ましい。
今回K様のセッションで降りてきたメッセージはK様レベルの優秀で行動力があってポジティブに道を歩める人だからこそ伝えられた種類のものです。受け取ったメッセージを素直に吸収して実践できるような、柔軟な心を持った人だからこそ伝えられたものであります。
なので、そうではない人――魂の成長に興味のない人、ビジネスに興味のない人、現実逃避をしたい人が見て「ああ、シンクロだ、これは自分のためのメッセージでもあるのだ」と誤解されては困ります。K様レベルで努力して積み重ねて信念を持てる人だからこそ、伝えられたこと。特別なことなのです。
かように、今の世の中は生き方が多様化しているがゆえに、このような公開の場で伝えられることは非常に少なくなっています。ある人にとっては正解なことが、ある人にとっては不正解。極端な場合、似た状況でも全く逆のメッセージがやってくることだって珍しくありません。
例えば、K様の場合は女性性を使った優しいリーダー像を目指したほうが良いのですが、負けん気がなくて気の弱い人は「勝つことにこだわって具体的に数字を示せるリーダー」を目指す必要があります。斎藤一人さん風にいうと、押し出しが大事。
こんな状況ゆえに、ブログで伝えられることはもはや少ないです。
多様化する社会。多くの人に同じ言葉で伝えるのは難しい。一人一人個別に伝える必要があります。
ですから、今回もセッションを受けていただいてK様に最適化したメッセージをお伝えできて、本当に良かったです。ご縁を頂きありがとうございます。ガイドも喜んでいることと思います。
これからの流れが小回りなのかな…
K様さすがです。
鋭く気づかれています。
本当にこの通りです。
K様も大組織から離れて少人数でリスタートすることになったのも、まさにこの流れですよね。細分化かつ多様化。
動画11:50頃~
加藤浩次「細分化が起きてきて、これを統合できることがもう、ほぼないだろうなと思って」
鈴木おさむ「うん。もう無理でしょうね。かなりそれがもう限界に来てるのかなって」
加藤「だったら、一部のファンに向けて熱狂的な1万人に向けて、そこにバチーンて刺さるものをやった方がいい時代」
鈴木「いいと思います。だから逆に今ラジオがはまったりとか。ラジオ初のイベントが来てるっていうのはその細分化――元々ラジオって細分化してるじゃないですか。だからテレビのそのサイズでそれをやっていくってのが、かなり無理になってきてんのかなっていうのはすごい思います」
動画20:00~
働き者が堂々と働ける会社を作らなきゃならない
それには少数精鋭主義
少数なら精鋭になる
かように、これからは小回りが利くことが大切になってくるでしょう。
大きな組織だと馬力はありますが、いかんせん今の潮流だとコンプライアンスで手足を縛られてしまいます。優秀で能力のある人であっても、実力を発揮しにくいのが大組織です。(だからこそ、そんな大組織で戦っている人はすごいとリスペクトもいたします)
私の場合にあてはめるならば、大規模のワークショップよりも小規模、小規模のワークショップよりも個人セッションが重要になります。今までのようにブログで大勢の人に伝えることには限界を感じています。公開での情報発信では個別カスタマイズが難しいからです。一人一人に向けての発信が必要です。
『組織には損失を作ることで、うまく回ることもある…最小限の損失をどう上手く作るか、それが他人なのか自分なのか、お金なのかなんなのか、それを敢えて作ることもリーダーの仕事だ』
本当にそうですね。
幸田露伴の言うところの「惜福の工夫」。
損して得取れであって、損失は実は獲得のためのステップなのですね。
メールにも書きましたが、京都に行ったらゴハンご一緒してください!
このたびは素敵な体験談をいただき、ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。