初めてのワーケーション フェリー旅に挑戦

2024年は九星気学で三碧木星の年。
4月は三碧木星の月(正確には4月4日~5月4日)。
4月の三碧木星の日を選ぶと、開運の祐気取りを行うことができます。一年で一番良い気をいただけるというわけですね。

イラストAC

方位を選んで祐気取りを行いつつ、ワーケーションして参りました。

開運方位、どこに旅する?

祐気取りでは、神社にお参りしてお水を頂いてきます。(大変ざっくりした説明です。詳しく知りたい方はお調べください)

そこでまず問題になるのが「どこに行くか?」
良い方位を選んで、どこの神社にお参りするかという話ですね。

私は白老にまた行ってみようかな、と思いました。
去年も同じ吉方位で、白老に祐気取りにいったので。
白老なら、馬にも乗れる!(乗馬したい民)

以前対面セッションの後、お客様と食事をご一緒させていただいたときに「白老の界ポロトがとても良かったですよ」というお話を聞いたのです。そのお客様はマリオット・バケーションオーナーシップを持っていらっしゃるような旅慣れた人。そんな方が良いとおっしゃるホテルは泊まりたくなりますよね。

湖と融合したお宿、界ポロト。この機会に泊まってみるのもいいかも?

界 ポロト【公式】 | KAI Poroto

しかし、問題が一つ。
祐気取りをするなら、ある程度の距離を移動したほうが良いのです。

白老でも悪くはないけれども、もう少し足をのばしてみようか。
去年と違って今は対面セッションを行っていないので、仕事もタブレット1枚あればホテルでできる。

ワーケーション+祐気取り。
これは良いアイデアかも。

ここで方位を見て選んだのが、青森八戸。
なぜ青森八戸か。
それは、北海道苫小牧からフェリーが出ているからです。

フェリー初体験 はじめての船旅

フェリー。
私、今まで50年近く生きているのに一度も乗ったことがありません。

札幌に住んでいると基本、長距離移動は飛行機一択。北海道でも道東に住んでいたりすると「札幌に行くより東京行くほうが楽」なんてケースもあったりします。羽田便が結構あるから。

でも、思うんです。
フェリーの旅、どうなんだろうと。
旅情があって楽しそうではありませんか。

やったことないことはやってみる。
これが人生に新鮮な風を吹き込むコツ。
初めてのフェリー旅、挑戦してみようじゃありませんか!

しかし、懸念点が一つ。
船酔いです……。

船酔いは車や飛行機には酔わなくても船だけ酔うという人もいれば、船は酔わないけど車には酔うみたいな人もいて、乗ってみないとわからないそうです。もちろん、全般的に乗り物酔いしない人もいれば、種類選ばず乗り物酔いする人もいることでしょう。

ちなみに私はこんな感じ。

  • 車:車内で本を読むなどすると酔うこともある。外の景色を見ていれば酔わない。一番酔いやすい。
  • 飛行機:酔ったことはない。成田ーロンドンの長距離便でも酔わなかった。
  • 船:今のところ遊覧船やクルーズ船(日帰り)で酔ったことはない。

なので、フェリーで船酔いをするかどうかは未知数。
長距離フェリーに乗る覚悟は持てないので、短い距離が好ましい。

そこで私が選んだのが、苫小牧23:59発ー八戸7:30着のシルバーフェリー。
なぜこの便を選んだか。それは「寝れば(船酔いは)なんとかなるのでは」と思ったからです。乗ったらすぐ就寝。起きたら到着。

旅情も何もあったものではないですね。ですが、いかんせん初挑戦なので船旅を楽しむ目的ではなく純粋にフェリートライアルということで、この選択をしました。

予報の波は穏やか。いい感じです。

しかし日程が迫るにつれ、他の懸念が出てきました。
なんと、前日に38度を超える熱が出たのです。
浄化が起きるとき、良くある現象……。

これには参りました。キャンセルしようかとも思いました。
しかし私のガイド(指導霊)は涼しい顔をして「大丈夫、いける」というのです。そして、出発当日に検温すると見事に平熱に。

こういうことは、良くあることです。
すべては上手く仕組まれております。
私たちは常に最善へと導かれているのですね。

さて、私が今回乗船するのは23:59苫小牧発の八戸行きシルバーティアラ号。
高速バス(高速とまこまい号)に乗って、札幌駅からフェリーターミナルまで一本で接続です。便利。

ターミナルに降りると、船。

船。
海。
すごい。

普段は海とも船とも全く縁のない生活をしている人間にとって、この非日常感。昨日まで38度の熱を出していた人間とは思えないほど気分が上がります。なにせ人生初体験。初めてのことはいくつになってもドキドキワクワクです。

スタッフの方に丁寧に説明していただき、チェックインしてスムーズに乗船。割り当てられた部屋に行きます。
そして、即寝。出航前から就寝。
船酔しないための作戦です。

寝て起きて、朝。

視界一面に広がる海。
そして輝く太陽。
晴れ女(日干・丙)の面目躍如でございます。

朝日、強烈。
すべてを浄化してくれそうな光です。
さあ、この海と朝日を見たらもうやることは決まっております。

入浴です。
フェリーにはたいてい大浴場がついております。
この大浴場で海を見ながら朝日を浴びて風呂をいただくのです。最高の贅沢。

【画像】シルバーティアラ | シルバーフェリーより

といってもゆっくりはしていられません。
7:30には八戸に到着します。
手短に入浴を済ませたら身支度を整えて入港です。

八戸港につきました。

八戸フェリーターミナルのロビーはこんな感じ。
2024年2月に新ターミナルになっただけあって、たいへん綺麗です。

おかげさまで、無事フェリー初体験を終えることができました。スタッフの皆様、安全な運航ありがとうございました。

今回乗船したのは↑こちらの動画と同じフェリーです。

フェリーの旅がおすすめできる人 できない人

さて、私がフェリー初体験してみて「またフェリーの旅をしたいか」ときかれたらこう答えます。
「会話の弾む友達との旅ならいいかも」と。

まとめるとこんな感じ。

フェリーの旅がおすすめな人

  • マイカーやバイクで旅をしたい人
  • ペット同伴での旅をしたい人
  • 時間に余裕のある人

いわずもがなではありますが、マイカーやバイクで旅をしたい人はフェリーが最善の選択肢となりましょう。

あと、おすすめできるのがペット同伴で旅をしたい方。これ以外と盲点では。フェリーではペット同伴室が設けられている場合があり、個室でペットと過ごしながら移動することができます。飛行機でのペット預入に不安を抱える方も、フェリーなら同じ空間で過ごせますので安心ですね。

そして、フェリーはどうしても飛行機よりは時間がかかります。時間に余裕のある場合にはじめて、選択肢に入ってくる手段と言えましょう。

フェリーの旅は向かない人

  • タイパ重視の人
  • 睡眠の質が低い人
  • 乗り物に酔いやすい人

時間効率を求める方なら飛行機のほうが良い選択となります。フェリーは到着時間で見ると飛行機にかないません。

あと、睡眠の質が低い方は悪天候で揺れた時に体力が削られる恐れがあるので大変かもしれません。そういう意味では枕が変わると熟睡できないタイプの方もフェリーよりは飛行機で目的地へ到着してしまってホテルで休んだほうが良いでしょう。フェリーの場合は悪天候で揺れがひどいときに眠りの浅い人は寝付けずに辛い思いをすることも考えられます。

乗り物に酔いやすい人は飛行機でも列車でもバスでも酔うものは酔うと思います。しかし飛行機は到着時間がフェリーよりは短いですし、列車やバスの場合最悪途中下車も可能です。しかし、海上のフェリーは一回酔ってしまうと逃げ場がありません。なので乗り物に酔うにしても酔ったときに対処法が限られてしまうのがフェリーだと思います。

個人的にはフェリーはグループ旅での選択肢

私が上でフェリー旅を「会話の弾む友達との旅ならいいかも」と書いたのは、これが最大の酔い防止策となるからです。

裏返して言うと、「一人で過ごす時間」は私にとって酔いやすくなります。
例えば、スマホやタブレットを見る、本を読む、書き物をする。これらすべて船でやったら自分は酔いそうな行為。

今回私が船の旅を酔わずに終えることができたのは、ひとえに寝ていたからです。横になっている分には、波に揺られてもマッサージされているような感覚で気持ちよさすらありました。海も穏やかだったので。

しかし、起きて手元を見てバッキングをしていたりすると少しくらっときました。これが続くと酔うだろうなという感覚がしました。視線を下に向けて手元に集中していると酔う感じです。

ですから、船内では視線を下に向けず水平に向けていられる行動がとても良い。つまり、誰かと話すことはこの「視線を水平に保つ」という点で非常に優れています。かつ、話をすることで話題に対して集中するのでより酔いにくくなる。

つまり、コミュニケーション能力の高い相手と一緒に過ごすならば、私は船酔を回避できる可能性が高まります。会話をしていて楽しい人といると、フェリー旅は充実したものとなりましょう。

やはりコミュニケーションスキルが高い人と一緒にいると、こういったところでも助けてもらえるのですね。コミュニケーション力の大切さをフェリー旅でも感じました。

あと、お恥ずかしい話なのですが、私はお酒を飲んだ時や鼻炎の時(花粉時期)にいびきをかいてしまう場合があります。ですから、個室確保は必須と思いました。フェリー旅でも、大部屋は厳しい感じですね。

クルーズ船での旅でも同じことが言えます。
おしゃべりの楽しい仲間との旅。船旅にはこれが何よりもの酔い止め薬となってくれそうです。

楽しくおしゃべりをするスキルがあれば誰かを助けられる、それがコミュニケーションの力。雑談力、私も磨きたいです。

気づきをくれた船旅に感謝です。
新しい体験って、いいですね。
どんなお宿でワーケーションしてきたのかは、また後日に。