2024年 開運の祐気取り+ワーケーション

2024年は九星気学で三碧木星の年。
そして4月は三碧木星の月(正確には4月4日~5月4日)。
大開運日には、祐気取りを行うことができます。

イラストAC

今回私が方位を見て選んだのが、青森八戸。
祐気取りをしながら、ワーケーションの旅です。

八戸の蕪嶋神社で祐気取り

祐気取りでは、神社にお参りしてお水を頂いてきます。(大変ざっくりした説明です。詳しく知りたい方はお調べください)

今回、祐気取りに選んだのは八戸の蕪嶋かぶしま神社。

前夜苫小牧港から出港し、朝に八戸着。
フェリーターミナルからシャトルバスで本八戸に移動。
まずは朝食をとりました。

朝からカレー。
今日は一日たっぷり歩くので、モーニングメニュー内で一番お腹にたまりそうなものを選びました。

腹ごしらえがすんだら、JRで移動です。
本八戸駅から鮫駅まで乗車します。

鮫駅で降りて歩いていくと――

えっ……

ウミネコが……

雪のように白く見えているのは全部ウミネコ

ウミネコが、あらゆるところから生えている?

蕪嶋神社が見えてきました。
無事鳥に覆われております。

守護神:鳥。

神社の主。
「そちが通ることを許そう」

仏像と鳥。

このウミネコたち、至近距離で近づいてもまったく逃げません。
札幌の大通公園の鳩よりも人間に慣れています。
踏まれたらどうするの……。

さて、こんな鳥に囲まれてお参りを済ませ、お水を頂いて土を一つまみいただいて参りました。
おかげさまで祐気取り、無事終了です。

ちなみに、八戸では海猫に会いましたが陸猫にも会いました。

なんもあずましくねまってたいしためんこたんだべねぇ

星野リゾート青森屋でワーケーション

今回の旅の目的は第一に祐気取り。
そして、次にワーケーションです。

遠隔セッションのみの今は、タブレット一枚あれば旅先でも仕事ができます。今回はワーケーションにもチャレンジしてみました。

星野リゾート 青森屋【公式】 | Hoshino Resorts Aomoriya

ワーケーションの場に選んだのは、青森屋
お客様が評価されていた界ポロトと同じ星野リゾート系列のお宿です。界ポロトのサイトを見ていて、青森にも星野リゾート系列のお宿があることを発見。方位的にも良かったので、予約を取りました。

車寄せではお馬さんが出迎えてくれます。
あっしゃー馬コさめんこいねえ。

ねぶたをはじめとして、うっとりとするような灯篭に飾られた幻想的な空間。このホテルは照明の光の使い方がたいへん美しく、非日常感や解放感や高揚感を味わえます。

今回お世話になる部屋。
画像には写っていませんが畳敷きのスペースも広く、ゆったりした作りになっています。

くつろいで仕事もできます。

ホテル内にはフリードリンクのあるラウンジもあります。画像のスペースではコンセントがあるので、コーヒーやココアなどを飲みながらリモートワークができます。もちろん、Wifiも完備。ちょっとした会議ができそうなスペースもありました。

ごはんはオプションを選ばなければビュッフェ形式。お野菜中心でメニューを組めるのでビュッフェ形式はありがたいです。

こんな古民家レストランでのお食事も選択できます。
南部曲がり屋。お馬さんと暮らすのが日常だった頃の家の作りですね。浅田次郎の母の待つ里で出てきた曲がり屋。

母の待つ里(Amazon)

チヨ母さんはこんな曲がり屋さ住んどったんだべなあ。

青森の田舎に行って、何をすることがあるのか。退屈してしまうのではないか。都会に住む私たちは、そんな風に考えるかもしれません。

しかし、このお宿は連泊しないともったいないくらい見るところやるところ盛りだくさん。さすがアクティビティが充実した星野リゾート。

そもそもこのお宿は元々は古牧温泉という温泉郷でした。その経営を引き継いだのが星野リゾートです。

この古牧温泉自体がすでにすごい。
敷地内に22万坪の公園完備です。

門。
公園に入る門がこれです。
すごくないですか。どこの寺院かと。

それもそのはず、この土地は2024年7月から1万円札になる渋沢栄一の渋沢家が所有する農場があったのです。それをもとにして22万坪の広大な渋沢公園ができたのですね。

かっぱ沼をとりかこむように、配置される伝統家屋。一番奥には水の上に浮いているかのように見えるお堂があります。

そして、ここでも馬。
柵を超えて何とか青草を食べようと努力するいじましい馬。

黒い馬を見ていたら、さっきは離れた放牧地にいた茶色の馬もこちらへやってきてくれました。
この馬たちが引く馬車に乗りながら足湯を楽しむこともできます。力持ちです。

本当に広い。
パソコン作業で煮詰まっても、散歩で簡単にリフレッシュできます。

宿の前でお出迎えしてくれるポニーちゃん。
牧草ロールをダイナミックにかぶりつき。

木々の間から、水に浮かぶお堂が見えてきました。

逆光で見えない私はスルーで、お堂をお楽しみください。
水面に映っているお堂も趣がありますね。

かっぱ沼や先ほどのお堂を見ながら足湯も楽しめます。タオル完備なので手ぶらで来られるのもうれしいです。
祐気取りには温泉も欠かせません。地と火の力をまとってわいてきた水から、エネルギーをいただきます。

ちなみに、お宿のメインの浴場は浮き湯。
水の中に浮いているかのような幻想的な露天風呂が楽しめます。こちらも沼と接しています。

桜灯りの湯 | 星野リゾート 青森屋【公式】 | Hoshino Resorts Aomoriya

この弧を描いて左側が露天風呂。右側が沼です。
ふわふわと浮く伝統工芸品「津軽びいどろ」の灯りで水面がゆらめきます。別世界にきたかのように、幻想的。ちなみにこちらの桜灯りの湯は見られるのは2024年4月3日(水)〜5月31日(金)だそうです。

実はこの津軽びいどろの灯り、客室の窓からも見えました。当然ですが、露天風呂自体は見えないようになっています。
これがまた幻想的でいい光景でした。ほうっとため息が出るような美しさ。

この青森屋、コスパが非常に良いです。
都心のホテルで同じ値段を出して泊っても、ここまでのおもてなしは望めないと思います。お値段以上の満足感を味わえる宿泊体験であると、個人的に感じました。

このお宿は連泊したくなる宿。
ワーケーション向きです。
何日か滞在してリフレッシュしつつ仕事をしたり、和室に泊まって「山奥の旅館に缶詰めになる明治大正の文豪ごっこ」をしても楽しいかも。

プロペラ機搭乗で世界を救いました

さて、旅の終わりに初めての体験をもう一つ組み込みました。
行きはフェリー初体験。
帰りはプロペラ機初体験です。

機材・機内サービス – HAC 北海道エアシステム – www.info.hac-air.co.jp

三沢-札幌(丘珠)間は、こんなプロペラ機で飛ぶんです。すごい!プロペラ!

言い換えると、三沢空港と丘珠空港初体験でもあります。
私は札幌に住んでおりますので、丘珠空港の前は何度も通ったことがあります。しかし空港自体を使った経験はまったくゼロ。いつも新千歳空港を利用しておりました。

宿にしていた青森屋からは三沢空港への無料送迎があるので、そちらを利用して三沢空港へ移動しました。

三沢空港にも大迫力のねぶたが。

これ、星野リゾートがねぶた師の職人に発注して作っているわけでしょう。青森屋のねぶたもそうですけれども、そうやって仕事を発注することで技術が使われる、職人の仕事が増えるという面があるのでは。
そう考えると、星野リゾートは地元の文化の保存に一役買っているのかもしれません。

上の画像は東京行きのプロペラじゃない飛行機。ボーディングブリッジもしっかりついております。

しかし、札幌(丘珠)空港行きのプロペラ機は、なんと徒歩搭乗。この飛行場はアメリカ空軍、航空自衛隊も使用しているので、周りには軍用機も飛びかっております。そんな中で、滑走路につながるコンクリートの上をワイルドに歩いて飛行機に乗り込む――

これは……
この既視感、デジャヴ。
知ってる。これは、アルマゲドン!

なんてことだ、世界を救ってしまった……

あなたも三沢空港でプロペラ機に乗るときは、ぜひアルマゲドンごっこをお楽しみください。
世界を救えます。
ドワナクロォーズマアァーイ♪

私、徒歩で飛行機に乗ったのって、40年ぶりかもしれません。小学生のころサイパン空港に降りた時ぶりではないかと。すごい。40年ぶりに徒歩搭乗の自己記録を更新してしまいました。

丘珠空港に着くとシャトルバスが待っていてくれて、接続は実にスムーズ。丘珠、札幌市内だけあって近くて便利ですね。

新しい体験ができてとても楽しかったです。
やったことのないことをするのはいくつになっても楽しい。ワクワクします。それこそ旅の醍醐味ですね。

俺の後ろに立つな

ひとまず、今回の旅はここまで。
無事に帰ってこられたこと、導きに感謝です。

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