心をすっきり お馬さんの力

馬に乗ることはアーシング?

相変わらず馬に乗っております。

この日は22歳のおじいちゃん馬に乗せてもらいました

見てください。
このデレデレの表情を。
お恥ずかしい限りです。

「ふ~ 今日も働いたわ」
「ほんとうに頑張ったね」

我ながら大変幸せそうです。
自然に人をこんな笑顔にしてしまうお馬さん。偉大ですね。

馬に乗ると不思議なくらいスッキリします。
誤解なきように断っておきますが、私の乗馬技術は初心者も初心者。端的に下手です。下手過ぎてお馬さんのたてがみから「へーたーくーそー」とオーラが立ち上ってくるのが見えるくらい下手です。本当です。

専門的な言い方をするとハミをカチャカチャさせて、お馬さんを困らせてしまいます。
「えっ? 進めばいいの?それとも止まってほしいの? これで正しいの、間違ってるの、どっちなの?一体あなたはどうしてほしいの?」と。

技術が下手で意思を上手く伝えられないのですね。見事に朝令暮改。
自分の意志を上手く伝えれば、馬もスムーズに動いてくれるのに。

これはビジネスシーンで例えるなら「上司のコミュニケーション能力が低くて部下に上手く指示を伝えられず、『Aの案件早くまとめて』『わかりましたAの案件に取りかかりますね』『いやAよりもBやってって言ったよね?』『えっ?』と戸惑わせてしまう」といった状態ですね。リーダーはメンバーにわかりやすく意思伝達すべきという原則を、乗馬でも痛感します。

スピリチュアル的にいうと「シンプルに自分の意志を表現できる素直な人は宇宙からのサポートをスムーズに受け入れられてラッキーでツイてて愛にあふれる人生が送れる。逆にひねくれたり拗らせたりメンヘラっていると、宇宙へ上手く情報伝達ができず『こんな現実望んでいないのに』という現実を作り出してしまう」といった状態ですね。

私は乗馬が下手過ぎて、乗ったまま馬に寝に入られたことすらあります。
クーリンガー先生ムーブを我が身で体験。

私に和田竜二騎手のような闘魂注入は無理です。涙
ウシュバテソーロって乗馬クラブにも結構いるんですね。

そんな私は馬に乗った状態で立てなくて、立てなくて。
ようやく立てたときには脳内アルプスの少女ハイジでした。

時折「自信がなくてできない。だから自信が欲しい。どうやったら自信が持てるのか」という方がいらっしゃいます。
非常に不思議なことをおっしゃいますね。

私は乗馬に関して自信はありません。でもやっています。
「自信がないからできない」ではなく、「自信がないけどやる」。これが基本なのではないでしょうか。

なぜなら、未経験のことは必ず初心者から始まるからです。初心者が自信満々だったら、それはただの自惚れ屋です。自信がないけどやる。それがスタートラインです。

失敗するけどやる。
失敗するのは当たり前。
私もたくさん乗馬で失敗をしています。なにせ馬に寝られるレベルで下手なので。

そんなふうに失敗ばかりしていたらやる気がなくなってしまうのではないか。
そう思われるかもしれませんが、私は失敗を繰り返して下手ですが乗馬をしています。なぜなら、馬がかわいいというのもありますが、馬に乗るとなぜか心がすっきりするからです。

これは不思議です。
馬から降りた後、心がパーッと明るくなっています。不思議です。
過去世の記憶とマッチするからでしょうか。※私はモンゴル人だった人生があります。

この状態、アーシングをしたときと少し似ています。

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馬に乗ることで、アーシングしているのかもしれません。実際、電気を遮るようなもの(絶縁体)は馬体にも馬装にもなさそうでした。

ホースセラピーといわれますが、乗馬の後は心がすっきりします。
たいへん不思議です。
だから下手でもまた乗ってしまうのです。

承認欲求を上手く生かす~甘え上手で巡る愛

私、馬を見ていて思うことがあります。
「承認欲求かまってちゃん、実にかわいい」と。

一般的に、承認欲求の強い人は忌避されます。
面倒くさくて距離を取りたいタイプという感じ。
確かに「自分はメンヘラで」なんて言われたら、怖いですよね。逃げたくなります。

一方で、動物を見てください。
「かまって」「甘えたい」「遊んで」と絡んでくる犬や猫。
猫カフェで膝に乗ってくる猫、かわいいです。優勝。

私も乗馬クラブで、あるクロフネ産駒の芦毛ちゃんに甘えられて心が溶けました。

↑こんなかんじで「かまってかまって~」と甘えてくるお馬さん。大きなお顔がバフッと胸にダイブ。
乗馬クラブの会員さんが「この子は本当に人が好きなの。優しくなでてもらえてうれしいね、良かったね~」と話していました。なんてかわいいのでしょう。心から癒されました。

人の承認欲求やかまってちゃんが悪いイメージを持たれるのに、動物の場合だとどうしてこうも愛らしく感じられるのでしょう? その差は一体どこに?

ずばり
「甘え上手かどうか」
ここではないでしょうか。

ひねくれていたりこじらせていたりメンタルを病んでいる人の愛情表現は、わかりにくくなりがち。例えば「好きだからいじめたい」なんて小学生男子のようなアプローチって率直に不快ですよね。

動物だってそうです。
甘え下手だと動物であっても困ります。
例えば、下の動画を視てください。

あまり馬を見慣れていない方は「この馬は触られるのが嫌で怒ったんだな」と思われるかもしれません。
しかし、馬が本当に怒った時は耳がぺたんと後ろに寝て目つきも鋭くなります。上の動画の馬(オルフェーヴル)はキックを繰り出しつつ目はクリクリで耳もリラックスした状態です。

つまり、「おー久しぶりやな、元気か、ちょい挨拶入れたるわ」くらいの感覚で蹴ってるわけです。本気で蹴るのではなく絶妙に寸止めしているあたりからも、お馬さんサイドでは遊びでやってる感じが伝わってきます。

しかし、人間的感覚からするとどうですか。
たまったものではないですよね。怖い。
「遊ぼう♥(ガブー!)」は犬でも猫でも困ります。

動物でも甘え表現が下手だと、相手の迷惑になります。
やはり、甘え上手であることは大切。これも一種の高いコミュニケーション能力と言えましょう。コミュニケーション能力が高ければ愛は巡る。愛ある世界が作られる。自明の理ですね。

「人が好き」な承認欲求は不快にならない

私、お馬さんを見ていて気付いたことがあります。
承認欲求が強かったとしても、「人が好き」という感じがあれば不快にならないのではないかと。それくらい「人が好きと伝わってくる状態」は大変心惹きつけられるものである、と。

例えば、私の大好きなお馬さんゴールドシップ号は承認欲求の塊です。
人からチヤホヤされることが好きで、歓声を浴びるのが大好きな馬です。

フランスの凱旋門賞に出た時は、馬の隊列から離れて自分だけスタンド前に出ていきました。下の動画の白いお馬さんがゴールドシップになります。

ゴールドシップ🫏「はるばる日本からやってきたぜ😁 みんな今日は俺を見に来てくれたんだろー!?ありがとなー😘 うぇーいうぇーい👍」
ジャスタウェイ🐴「(……あれは他人です。僕はあんな馬は知りません)」

スタンドにお顔を向けて欽ちゃん走り。
自分アピール全開、承認欲求の塊です。笑

最近ゴールドシップと同じことをしたと話題になっていた、陽キャなギャルすぎると評判のお馬さん、テンハッピーローズ。素敵な名前の女の子です。

馬って本来臆病な生き物なので、これだけたくさんの人がいると怖気づいたりパニックになったりします。
しかしこの馬、テンハッピーローズちゃんは群衆に近寄っていって「みんなー今日は私のために来てくれてありがとう😊 私、勝ったの🐎ほめて😘」と言わんばかりの欽ちゃん走り。

このレース、実はテンハッピーロースはブービー人気の14番人気。そのテンハッピーローズが1着になったので万馬券続出はもちろんのこと、Win5で当てた人は4億4600万円を手にしたそうです。

つまり、この群衆の多くが賭けに負けています。正直なところ、ほぼほぼテンハッピーローズ目当てには来ていません。笑
なのに、テンハッピーローズちゃんが愛らしく観客席にかけてくると、祝福の嵐が起きました。

多くの人はお財布がさみしいのにニッコニコ。
「この馬、人が好きなんだ」と感じる愛らしさ。
それが人を笑顔にしてしまいます。

テンハッピーローズのおじいさんであるタニノギムレットも人間大好き。

ヴェルサイユリゾートファームに会いに行くと、人なつこく側に寄ってきてくれるそうです。タニノギムレットとのふれあい体験はいつも瞬殺で予約が埋まる大人気。祖父も孫もファンサ上手の甘え上手なのですね。

「人が好き」って、本当に大きな力を持つ。
お馬さんを見ていてそう思います。
それは愛の力なのでしょう。

「あなたのことが好きだよ」
「人が好きだよ」
こう伝えられることの尊さ、温かさをお馬さんに教えてもらいました。ありがたいことです。

愛情を上手く伝えることで、人生はより豊かになります。
私も「人が好き」と笑顔で伝えられる人間でありたいものです。

自然の中で馬に乗る~ホーストレッキング

さて、乗馬をするにあたって「どんな風に馬に乗りたいのか」問題があります。

観光牧場で乗馬体験をする場合は考えなくても大丈夫です。しかし、どこかの乗馬クラブに通うとなると、「どう乗りたいのか」というイメージが重要になってきます。スピリチュアルな言い方をすると、思念は現実を作りますから。

馬にどう乗りたいのかイメージしてみる。
なぜなら、それぞれの乗馬クラブには特色があり、得意分野と不得意分野があるからです。自分のニーズと合っているクラブを選ぶ必要があります。

そこで私も考えました。
自分はどんな風に馬に乗りたいのだろう?と。

私が馬に乗ってしたいことの一つが、外乗。
ホーストレッキングです。

旅先で、馬に乗る。
海や山の中を馬でお散歩する。
最高です。心が解放されます。

上の投稿は鈴木紗理奈さんが外乗している様子です。
波打ち際を馬で走る。
「心の底から自由を感じた」。

想像しただけで、私の心にまで自由が広がりそうです。豊かな時間。

もちろん、ホーストレッキングは初心者でもできます。
札幌市近郊、小樽市の乗馬クラブ「春香ホースランチ」では多くの利用者が乗馬初心者だそうです。

動画内で話していますが、このコースは70代の一度も馬に乗ったことのない方でも楽しめるそう。
森の中を馬で歩く。心も体も浄化されそうですね。乗馬で心がスッキリ体験をしている私は、動画を視ているだけで清々しい気分になります。笑

でも、乗馬技術があるとトレッキングのコース選択の幅が広がることも事実。
そこで私は乗馬ライセンスの5級を取りたいなと考えました。

本格的な馬術競技に挑戦したい場合は3級以上を取得していくことになります。私はこちらは目指しておりません。

こういうのとか

こういうのとか

こういうのとか

そういった乗り方は目指しておりません。シンプルに目指せません。
(馬って、こんな乗り方すらできる。素晴らしいですね……)

自分はどう乗りたいか。
この点も乗馬クラブを選ぶ際のポイントではないでしょうか。

部活動でも甲子園を目指す名門野球部とプレーを楽しむことを第一にする野球同好会では、練習内容が全く変わってきますよね。私のような人間は馬術競技の指導が中心のクラブより、ゆっくりのんびり乗りたい人が多いクラブのほうが合うと思います。

上の動画で磯野貴理子さんが受けてるレッスンが、私も今受けているレッスンと似た感じです。
そして鈴木紗理奈さんが受けているレッスンが競技レベル、障害馬術のレッスンです。

動画内で紗理奈さんが「(乗馬は)メンタルがメッチャ出る」と動画(04:40頃)でおっしゃっています。私も初心者ですが、その通りだと感じます。自信がないと、馬にすぐばれる。笑

めちゃめちゃ筋肉痛になる(動画06:10頃)。
これも本当にその通りで共感しました。

日常生活で使わない筋肉を使うので、はじめて乗った時は馬から降りた直後から筋肉痛を感じたくらいです。こんなに筋肉痛になったのは経営者仲間とラウンドワンのスポッチャ行ったときぶり……ってくらい筋肉痛になりました。本気でスポーツした時くらいの筋肉痛。

でも、この筋肉痛がいいんですよね。
なんていうとマゾ発言ですか?笑
私は体育会系人間なので、この筋肉痛があると「成長してる!」感があって達成感も味わってしまいます。中学生高校生の頃の部活で毎日体を鍛えた記憶が蘇るというか。

動画の12分頃に紗理奈さんのレッスン風景が流れますが、結構厳しい指導が入っています。
「先急ごうと思ったらだめ!」
「はい、すいません」
「ほら一歩多い!」
「はい、すいません」

このやり取り。
グッときます。
私、こういうの大好き。体育会系なので。はい、すいません!サーブもう一本集中!(元テニス部)

乗馬はリスクのある行為です。
落馬をすると怪我をすることがあります。下手すると死にます。実際、今年は競馬の騎手がレース中の落馬によって2名落命しています。

ですから、なんでもほめて「よしよし」「えらいね」「できたね」とは行きません。ダメなことははっきり否定して伝えないと、命の危険につながりかねません。厳しく「そこはいけない」と伝えることは、誠実な行為で愛情であるすらといえます。

これは馬相手でもそうです。
悪いことをしたらきちんと叱ることが大切。なんでもかわいいかわいいと全肯定してはいけません。

上手くいかなくて失敗した時にそれを指摘されても「はい、すいません」と受け入れて、かつメンタル折れない。余計なことを考えず瞬時に次の目標に頭を切り替える。

これは素晴らしい訓練だと思いませんか。日常生活でも役に立ちます。
考えても仕方ないことをくよくよ考えるより、さっと切り替えて「今すべきこと」に集中する。これができる人は、強いです。ネガティブになっても、すぐにポジティブへ切り替えられますから。宇宙を味方につけられます。良い波を引き寄せられます。

乗馬では馬に指示を与えなければなりません。「こう動いて、こっちへ行って」と人間が主導権を握って馬を動かす必要があります。ですから「どうしよう、いいのかな、何となくこんな感じで……でも大丈夫かな」なんて迷いながらまごまごしていても馬とコンタクトが取れません。

馬に動いてもらうためには、自分が今何をしたいのかを明確にする必要があります。「私なんかが何かを指示するだなんて、おこがましい。そんな上から目線はできない」と卑屈になってしまうと、お馬さんを困らせるだけです。

ふわっとしないで、明確に意思を持つ。
これはスピリチュアルにいうなら宇宙の創造主として目覚めている状態と言えます。創造主として現実を作っていける状態です。迷わず、明確に指示を出す。乗馬は理想の現実(宇宙)を創造する訓練にも役立てられます。

乗馬は危険があるがゆえに「今ここ」に集中せざるを得ません。ゆえに、知らないうちに集中力が磨かれます。その集中力は瞑想にも応用が利きます。
そういった集中力をつけられるのも、乗馬の魅力かもしれません。

馬に乗って、仕事する~ホースワーケーション

実は、そのうちホーストレッキングを組み込んだワーケーションに行こうかと考えております。
朝・乗馬、昼・仕事、夜・温泉。
最高でしょう。

うらかわ優駿ビレッジ AERUには様々なトレッキングコースがあります。

ああ、最高ですね。
トレッキングを楽しめるように、乗馬のレッスンをこつこつ頑張ります。
目指せ、5級合格。

あなたも一緒に乗馬で癒されてみませんか。
お馬さんで浄化されます。

どんな馬がイケメンか

ここからは余談です。
「馬がかわいいとかイケメンとかいうが、そもそも馬は美しい生き物だから誰でもイケメンだろう」
と思われるかもしれません。

確かにみんな美しいです。
猫や犬がみんな愛らしいのと同じです。

しかし馬の見た目にも個性があります。
以下にわかりやすく比べてみました。

  • イケメン:ゴールデンスナップ(♀)
  • かわいい:ゴールドシップ(♂)
  • 美しい :アオラキ(♂)

いかがでしょうか。
個性の違いが伝わればうれしいです。

(そう。父がプリティで息子が美人で娘がイケメンです✨)

<画像出典元>
Xユーザーの来龍-KURU-さん: / X
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うーん、幸せです。
ありがたいですね。