私は毎朝、家全体を掃除して神棚を掃除して、お参りをします。祝詞を唱えて先祖と本日お会いする皆様と、その月にセッションをお受けになる方が愛と光に包まれるように祈りを捧げております。
そんなある日、不思議なことが起こりました。
神棚の右側の御榊だけが、一晩でくしゃくしゃに枯れたのです。

どうしてこんな……。
絶句いたしました。
だって、元は青々とした御榊だったのですよ。

変化を並べると、こんなかんじ。

一晩で、いったい何があったのでしょう。
今までも右の榊だけ早く枯れていましたが、ここまで極端なのは初めてです。
謎に思っていると、こんな動画に出会いました。
なるほど。
神様がいらっしゃったから、一晩で枯れてしまったのですね。
でも、どうして……?
そう疑問に思いつつ数日後。
ある方の訃報が流れてきました。

松本好雄。
競馬界における、聖人ともうたわれる馬主です。
その松本オーナーが、8/29の未明に息を引き取ったと。
ぴったり一致します。
榊が一気に枯れて、それを発見したのも8/29の朝でした。
私の松本オーナーへの想いは、以下の記事に書いたとおりです。
松本オーナー、本当に憧れの人でした。
人を大切にできる人。愛でつながれる人。
私も心を開いて社交的に、人とつながれる人でありたいです。
松本オーナーは、気遣いの人。
やはりコミュニケーション能力が高い方は魅力的。
私もコミュニケーション能力を磨いてゆきたいです。
上でご紹介した記事でも書きましたが、メイショウサムソンというお馬さんでダービーという結果を残している石橋騎手を、武豊騎手に変更する決断を松本オーナーはなさいました。その時にも、石橋さんに「私のわがままで(武)豊君に乗ってもらう」と断りを入れているんですね。
そして、今年2025年6月の宝塚記念。
この時も、メイショウタバルというお馬さんに前から乗っていた浜中俊騎手から、武豊騎手に乗り替わりがありました。そのことについて、松本さんは亡くなる約3週間前のインタビューでこのように話しています。
週刊Gallop 2025年8月17日号 [Amazon] (これまで騎乗していた)浜中(俊)くんが決して下手なわけじゃなくて、優秀な騎手なんですけどね。タイミングなんでしょうね。心残りなのは、浜中くんに『豊くんが乗ることになったから』と言う間がなくて。それが申し訳なかった。それから会っていないのでね」
【特別インタビュー】〝メイショウ〟松本好雄オーナーが語る半世紀の歩み JRA通算2000勝目前の胸中と競馬愛《無料公開》 – サンスポZBAT!
この気遣い。
本当に素敵だなと思います。
コミュニケーション能力のかたまり。
だからこそ、浜中騎手も自分が降ろされて別の騎手でタバルが大レースを勝っても、わだかまりなく祝福していたんですね。
浜中俊 騎手
画像引用元:浜中俊騎手が松本好雄オーナーをしのぶ「競馬界全体が人柄を慕っていました」宝塚記念はメイショウタバルが勝利。しっかりコントロールして、いいペースで逃げていましたし、さすが豊さんという騎乗でした。もちろん、自分の手綱で勝ちたかったですし、悔しい気持ちはありますが、石橋先生や担当の上籠助手が苦労しているのを見ていましたから、タバルがG1馬になったのは、素直に良かったなと思いました。これをいい刺激にして、また頑張っていきたいです。
【浜中俊コラム】セキトバイーストで府中牝馬Sに挑む 芝1800㍍戦はワンターンの条件ピタリ:中日スポーツ
浜中さんも、人格者……。素敵。
素敵な人の周りには、素敵な人が集まる。
波動の法則ですね。私自身も良い波動を発したいものです。
浜中さんが3歳の暴走車(ボク、走るの!大好きいぃーー!!はまなか、いくぞ!!!)タバルに向き合ってくれたからこそ、今の宝塚記念馬メイショウタバルがある。一部のファンの間では、そんな評判なのも納得です。
松本さん、タバルのことは浜中さんに話す機会がないまま逝ってしまったのでしょうね。それは少し、心残りかもしれません……。
松本さんの素敵なところを挙げるときりがないのですが、リーダーとしての器を感じるのが「人を信じてゆだねる姿勢」です。
週刊Gallop 2025年8月17日号 [Amazon] ――メイショウの松本会長といえば、やはり人の縁を大事にされる方というイメージがあります
「私は機械を作るのが仕事で、馬は全くの素人ですから、専門家が決めたことについて私が口出しはしないですね。調教師とのつながりがありますから。例えばその調教師が『このジョッキーで』と言うなら、私が違うんじゃないかと言ってもしようがないし、言うべきものでもないと思っています。調教に乗ってくれていたりもするし、調教師がそういうことはしっかり考えてくれるだろうと思っています」
【特別インタビュー】〝メイショウ〟松本好雄オーナーが語る半世紀の歩み JRA通算2000勝目前の胸中と競馬愛《無料公開》 – サンスポZBAT!
これ、謙遜なさってますけれども、50年も馬主やってらっしゃるのだから、馬を見る目はあるはずです。
実際、2025年の宝塚記念だって4コーナーからベラジオオペラが上がってきたとき、多くの人が「タバルは力尽きてべラジオが勝つぞ」と思ったわけです。でも、松本オーナーは違った。タバルは行けるぞ、と思っていた。それだけ見る力はあるんです。
だけど、口を出さない。
調教師が「こうです」といったら「そうですか」といって任せる。
これが人の上に立つ器ですよね、かっこいい。
言い方を変えると、自分が何でもやらないことで誰かに居場所を与えているんです。
すごく優秀な人は何でもできます。でも、優秀な人が八面六臂の活躍でなんでもやってしまうと、他の人たちに役割がなくなってしまいます。
それこそAIに仕事を奪われるホワイトカラーのように――。
だから、できるけどやらない。任せる。
自分がやったほうが早いけれども、できるひとがいるならその人に任せる。
その姿勢こそが、人に居場所を与えられるんですね。
これからの時代に必要なのは、人に居場所を与えられる人。
そのために必要なのが、人間力。コミュニケーション力。
人がいて、馬がいて
そしてまた人がいる。
(松本好雄氏 座右の銘)
やっぱり松本オーナーって、素敵です。
だからこそ、もう少しこの世界にとどまっていてほしかったな、という気持ちもあります。
— ぬめこ (@nume_nume_ko) September 2, 2025
枯れた榊は、神様が松本オーナーの天国への門出を、私に教えてくれたのかもしれないと思っております。ありがたいことです。感謝いたします。
松本オーナー、天国でもタバルやメイショウのお馬さんたちを見守っていてくださいね。
87年の現世生活、お疲れさまでした。
神棚のお参りを通じての、神様とのおしゃべり。
不思議なこともあるものです。
あなたの家の神棚は、どうですか?





